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米BOA:アジアで「かなりの」コストを削減-メリル買収以降

米銀バンク・オブ・アメリカ(B OA)は、株式相場の回復が収入減少の歯止めに寄与するなかで、今 年1月のメリルリンチ買収以降、アジアにおいて「かなりの」コスト を削減し、人員を増やし始めたことを明らかにした。

BOAメリルリンチのアジア太平洋部門社長、キ・ミョンホン氏 は15日のインタビューで、トレーディングや株式の売り出し、企業の 合併・買収(M&A)回復の兆候が示されるなか、3月以降アジアで 100人以上を採用したと述べた。

同氏は「両社の合併は予想以上に速いペースで進んでおり、われ われは既にかなりのコスト節減を実現し、雇用面の再投資も一部始め た」として、「年初来、既にすべての事業で非常に収益性が上がってい る」と述べた。

メリルリンチでアジア部門副会長を務めたシェルダン・トレイノ ー氏や、同社アジア太平洋のファイナンシャル・スポンサーズ・グル ープの責任者だったリチャード・ギブ氏は、BOAによる買収後に会 社を去った。ホン氏はその後を受けて、BOAのアジア事業再建に取 り組んでいる。MSCIアジア太平洋指数が過去3カ月間で32%上昇 するなか、トレーディングは回復し、株式発行を通じて増資する企業 も増えた。

BOAやゴールドマン・サックス・グループ、クレディ・スイス・ グループ、シティグループなど世界的な金融機関は、1-3月(第1 四半期)にアジアで人員削減を進めた。2007年半ばに世界的な信用危 機が始まって以降、金融業界では全世界で32万人超の雇用が失われて いる。

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