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欧州はガス供給めぐる露の「脅し」拒絶を-チェコのハベル前大統領

チェコのバツラフ・ハベル前大統 領は16日、中欧諸国はロシア政府による「脅し」を受けるくらいなら ロシアからのエネルギー供給を拒否するべきだとの見解を示した。ハ ベル氏は、旧ソ連が支援していた政権打倒に向けて国民を率い、冷戦 終結に貢献。1993年から2003年までチェコの大統領を務めた。

ハベル氏(72)はプラハでブルームバーグ・ニュースとのインタ ビューに応じ、ロシアのプーチン首相とメドベージェフ大統領の「体 制」は、ガス供給を停止することによって同国政府の影響力を中東欧 に拡大しようとしていると指摘。1989年に旧ソ連の支配から脱却した 国々はこの動きに抵抗しなければならないと述べた。

ハベル氏は「丁重に、友好的な笑みを浮かべて、われわれは自由 であり望むことを実行すると断言する必要がある」と語り、「もう操ら れたり脅されたりすることはない。今後もガスを供給しないと脅され たらそうさせれば良い」との見方を示した。

ロシアがウクライナへのガス供給を停止したため、旧ソ連圏のス ロバキアやブルガリア、ハンガリーは1月にガス不足に見舞われた。 ガスをめぐる対立を通じ、欧州がエネルギーの確保という点でガスプ ロムなどのロシア企業に依存している実態が浮き彫りになった。

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