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カナダ・ドル:約3週間ぶり安値近辺-急激な上昇ペースへの警戒感で

16日の外国為替市場で、カナダ・ ドルは約3週間ぶりの安値近辺で取引された。3月以降の上昇ペース は急激過ぎて持続困難との観測が背景。

この日のカナダ・ドルは一時、対米ドルで1%上昇したが、株式 相場と商品相場の下落を受けて上昇分を失った。今回の金融危機を予 測した米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ 教授が、米景気は年末まで回復しないと述べたとロイター通信が報じ、 これが株価などに響いた。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時18分(日本時間17日午前 5時18分)現在、1米ドル=1.1332カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.8824米ドル)で取引されている。取引時間の早い段階では

1.1224カナダ・ドルまで上昇する場面もあった。15日は1.1334カ ナダ・ドルで、一時は5月22日以来の安値である1.1377カナダ・ ドルを付けた。カナダ・ドルは3月9日に4年ぶり安値を付けて以来、 15%上昇。先月の上昇率は半世紀余りで最も高かった。

スコティア・キャピタルの通貨ストラテジスト、サチャ・ティハ ニ氏は「カナダ・ドルは最近、他の通貨をしのぐ勢いで上昇している が、やや行き過ぎだ」として、「より短期的には米ドルの方が対カナダ・ ドルで上昇する傾向にある」と話す。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率1.25%、2011年6 月償還)の利回りが前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下し1.36%と、4営業日連続で低下した。価格は6セン ト高の99.79カナダ・ドル。

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