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GM:サーブ売却先をスウェーデンのケーニッグゼグに決定

米自動車メーカー、ゼネラル・モ ーターズ(GM)は16日、欧州子会社「サーブ」の売却先をスウェー デンの高級スポーツカーメーカー、ケーニッグゼグに決定したことを 明らかにした。

GMの広報担当、クリス・プロイス氏は電話取材に応じ、今回の 売却には、スウェーデン政府の保証による欧州投資銀行(EIB)か らサーブへの融資6億ドル(約579億円)を伴うと述べた。GMは一 定期間、エンジンなどの技術支援を行うことで合意した。両社は買収 条件の詳細は公表していない。

サーブ買収によって、ケーニッグゼグの時速約400キロのスーパ ーカーにサーブのステーションワゴンが加わることになり、同社はニ ッチなスーパーカー市場から一般の自動車市場に進出することになる。 従業員数45人のケーニッグゼグは、約100倍の従業員を抱え、GM傘 下の20年間の大半で赤字を計上したサーブを引き継ぐ。

サーブ取締役会の労働組合代表、アネット・ヘルグレン氏はこの 日、電話取材に応じ、「従業員全員とわれわれのメンバーは大いに安心 した」とした上で、「ケーニッグゼグは起業家の会社であり、自動車業 界でのブランド構築方法を知っている」と述べた。

ケーニッグゼグの広報担当は、ローンや金銭面で現在詰めの交渉 が行われており、すべての交渉が完了するまで当事者は取引の詳細を 明らかにできないと語った。

サーブの広報担当、グニラ・グスタフ氏は電話取材で、「EIBの 融資を得られると誰もが確信している」と明言。スウェーデン政府が 売却の「全過程で」関与したと述べた。

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