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NY原油先物時間外:3日続落-ドル上昇でインフレヘッジ需要後退

ニューヨーク原油先物相場は16 日の時間外取引で3営業日続落している。ドル相場が対ユーロで4月以 降で最大の上昇率を示し、インフレヘッジとしての商品の投資需要が抑 制された。

ロシアのクドリン財務相がドルへの全面的な信頼を示したことを受 け、対ユーロのドル相場は15日、5月21日以来の高値となった。ニ ューヨーク連銀が発表した6月の同地区の製造業景況指数が14カ月連 続で景況の拡大と縮小の境目を示すゼロを下回ったほか、欧米やアジア の株式相場が軟調に推移したことも原油の売り材料となった。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー(コ ネティカット州)のピーター・ビューテル社長は「ドル相場は今後も上 昇しそうだ。原油相場は20%の調整局面に入る必要があることが示さ れるだろう」と指摘。「55ドルまで下落する可能性も非常に高い」と の見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は、シド ニー時間午前8時1分(日本時間同7時1分)現在、前日比23セント (0.3%)安の1バレル当たり70.39ドル。15日は前週末比1.42ドル (2%)安の70.62ドルで引けた。

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