コンテンツにスキップする

NY外為:ドル上昇、4月以来の大幅高-ロシア財務相発言を好感

ニューヨーク外国為替市場で はドルが対ユーロで4月以来の大幅高となった。ロシアのクドリン財 務相がドルに全幅の信頼を置くと発言したことに加え、株価が下げた ことで安全への逃避先としてのドルへの需要が強まった。

ドルは主要16通貨中、円を除くすべての通貨に対して上昇。 クドリン財務相が13日、主要8カ国(G8)財務相会合の閉幕後、 ブルームバーグテレビジョンとのインタビューでドルの代替通貨を議 論するのは時期尚早と語ったことが背景となった。ユーロは対ドルで 下落。欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の銀行は2010年末まで に推定2830億ドルの追加損失を出す可能性があるとの見方を示し たことが手掛かりとなった。

シティバンクの通貨ストラテジスト、トッド・エルマー氏(ニュ ーヨーク在勤)は、「ドルの下落ペースはかなり減速した。リスク志 向の回復や米政府の政策がドル相場に及ぼす長期的な影響をめぐる懸 念など、これまでドルを押し下げてきた要因はいずれも行き過ぎだっ たように見受けられる」と語った。

ニューヨーク時間午後2時48分現在、ドルは対ユーロで1ユー ロ=1.3782ドル(前週末は同1.4016ドル)。一時は前週末比

1.9%高の同1.3756ドルと、5月21日以来の高値を付けた。円 は対ユーロで11週間ぶりの大幅高となり、一時は2.6%高の1ユ ーロ=134円44銭(前週末は同137円89銭)まで上昇。円は対 ドルで前週末比0.8%高の1ドル=97円64銭(前週末は同98円 43銭)。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE