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インドネシアの成長加速で「BRIICs」誕生か-モルガンS

米金融大手モルガン・スタンレー によると、インドネシア経済は2011年から7%成長に加速する可能 性があり、同国がブラジル、ロシア、インド、中国のいわゆるBRI Csに加わり「BRIICs」となる公算がある。

7月8日のインドネシア大統領選挙で現職のユドヨノ大統領が世 論調査通り勝利すれば、投資が拡大する可能性がある。モルガン・ス タンレーは12日付リポートで同国とインドを比較し、政治的安定と 内需の好調さが、東南アジア最大の4330億ドル(約42兆6000億円) の国内総生産(GDP)規模を誇るインドネシア経済の拡大に寄与す ると指摘した。

リポートはさらに、政権安定と低い資本コストに加え、17年まで に道路や港湾、発電所の建設に340億ドルを投じる政府の計画で、イ ンドネシア経済は今後5年で60%成長し、8000億ドル規模に達する 可能性があると予測。また同国がBRICsに加われば、世界の金融 政策に対する影響力拡大を図る途上国のなかで、インドネシアの立場 が強化されるとしている。

モルガン・スタンレーのエコノミスト、チェタン・アーヤ氏(シ ンガポール在勤)は15日のインタビューで「この規模の資産を持つ 国について、投資家はもっと真剣に考える必要がある」と述べた。政 治的安定と財政好転に加え「インドネシアの人口統計学上の優位性と 保有資源で、同国の成長の可能性は大きく伸びる公算が大きい」と語 った。

国際通貨基金(IMF)が予想するインドネシアの今年の成長率 は最大4%で、東南アジア諸国で最も高い。モルガン・スタンレーの 予測は3.7%。

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