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自転車ブーム乗りあさひ株は高値更新、業績上振れ期待と勝ち組評価

自転車専門店をチェーン展開す るあさひの株価が前週末比4.6%高の2390円とこの日の高値で終え、 3営業日ぶりに上場来高値を更新した。健康志向などを背景にスポー ツ自転車の販売が拡大、収益が好調に推移している。内需系の「勝ち 組」銘柄とみられ、買いが継続している。

3-5月度(3月21日-5月20日)の既存店売上高の累計値 は前年同期比9%増。同社の独自企画商品(PB)の認知度向上で、 来店客数が増えている。会社側の2010年2月期の営業利益予想(非 連結)は、前期比7%増の28億円。これに対し、担当アナリスト9 人の同予想値の平均は29億4400万円で、会社計画を6%程度上回 る。会社想定より、既存店売上高が伸びている点などが評価されてい るようだ。

岩井証券・イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は、「不景気 下の『勝ち組企業』は勝ち続ける傾向がある。厳しい環境下で業界内 における優勝劣敗がはっきりしてくる分、勝ち組になると株価上昇相 場の息も長くなる」と指摘した。

国土交通省は今月12日、エコ通勤に関する意識が高く、エコ通 勤に関する取り組みを自主的に行っている事業所を認定する制度を新 たに創設する、と発表した。自転車通勤を受け入れる会社が広がって おり、あさひなど自転車関連業界に恩恵があるとみられている。

UBS証券では12日付で、あさひ株の目標株価を従来の2600 円から2800円に200円引き上げた。2010年2月期の1株利益(E PS)予想140円24銭に対し、株価収益率(PER)20倍まで評 価余地があるとしており、投資判断「買い」を継続している。

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