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千葉市長に民主推薦の熊谷氏、全国最年少-自公候補破る(Update2)

14日投開票された千葉市長選挙 で民主党推薦、社民党支持の無所属の熊谷俊人氏(31)が、自民、公 明の連立与党が推薦した前副市長の林孝二郎氏(63)らを破って初当 選した。全国市長会によると、熊谷氏は現職として全国最年少の市長 になる。

千葉市選管の発表によると、熊谷氏は17万629票を獲得。林氏の 11万7560票を大きく上回った。これで4月26日投開票の名古屋市長 選、5月24日投開票のさいたま市長選に続き、無党派層の多い政令指 定都市の市長選挙で民主党系候補が3連勝したことになる。

7月5日には静岡県知事選、同12日は東京都議会議員選と大型の 地方選挙が予定されており、それらの結果次第では9月までに行われ る衆院総選挙を控え、麻生太郎首相(自民党総裁)を取り巻く政治環 境はさらに厳しくなりそうだ。

政治評論家の森田実氏は千葉市長選の結果について、「『麻生自 公連立政権はもうたくさんだ』という国民の気持ちの反映だ」と指摘。 「民主党への期待というより、『麻生政権はもう嫌だ』という感じだ ろう」と述べた。

毎日新聞が13、14両日に実施した世論調査によると、麻生太郎内 閣の支持率は5月の前回調査から5ポイント下落して19%となった。

麻生首相は同日夕、首相官邸で記者団に対し、千葉市長選の結果 について「結果として自民党が推薦した候補者が負けたのは残念だ」と 指摘。支持率の下落に関しては「落ちたのは私の責任だと思っている。 それに対しては、政策をきちんと実行していく以外に方法はない」と述 べ、政策実現を通じて国民に理解を求めていく考えをあらためて示し た。

民主3連勝の政令市長選ともに投票率上昇

名古屋市長選では民主党推薦の前衆院議員、河村たかし氏(60) が自民党愛知県連と公明愛知県本部が支持した候補らを下した。与党 の分裂選挙となったさいたま市長選は、民主党埼玉県連が支持した清 水勇人氏(47)が当選した。

千葉市長選の投票率は43.50%と、前回の37.20%を6.30ポイン ト上回るなど、都市部の有権者の選挙への関心は高まっている。名古 屋市長選の投票率は50.54%と、前回27.50%を大幅に上回った。さい たま市長選の投票率は42.78%と、前回35.51%から7.27ポイント上 昇した。

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