米国株:下落、国債利回り上昇で景気回復に懸念-モンサント安い

米株式相場は下落。長期借り入 れコストが上昇し、米当局の金融緩和策の効果が薄れるとの懸念が 広がったほか、遺伝子組み換え(GM)穀物開発のモンサントが発 表した利益見通しが投資家の失望を誘い、商品企業の株が売られた。

10年債が4営業日連続で下落すると、米主要株価指数は値上が り分を消した。米銀ウェルズ・ファーゴやUSバンコープはいずれ も下落。米連邦預金保険公社(FDIC)は、今年第1四半期に 「問題あり」と判断した銀行数は過去15年間で最多だったことを 明らかにした。モンサントは利益が従来予想の下限になるとの見通 しを述べたのが嫌気された。

バークレイズ・グローバル・インベスターズの投資戦略責任者 ラス・ケステリッヒ氏によると、「株式市場には驚きが広がってい る。長期金利が上昇したら、景気回復は一段と困難になる。この懸 念だけでも最近の株価上昇を止めるには十分な材料だろう」と語っ た。

午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指数は前日比

1.9%安の893.06で終了した。ダウ工業株30種平均は173.47ドル (2.05%)安の8300.02ドル。

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