シャープ:今期の携帯電話、中国200万台計画-低価格機種を投入(2

国内携帯電話端末最大手のシャープ は今期(2010年3月期)に中国市場で200万台の販売を目指す。これま で中心だった富裕層向けの高価格帯機種に加えて、低価格の普及モデル を順次投入する方針だ。

パーソナルソリューション事業推進本部の中川潤子氏は27日に都 内で開いた事業説明会で、今期の海外販売のうち「中国で50%、欧米な どで50%」を目指したいと語った。同社は4月27日の決算会見で、今 期に国内830万台、海外400万台の販売計画を発表していた。

中国では08年6月から本格的に販売を開始し、液晶テレビ「AQU OS(アクオス)」をベースに開発した端末を約4000元(約6万円)で 発売するなど6機種を投入した。

説明会に同席した大畠昌巳執行役員は「今後はボリュームゾーンに も積極的に展開し、1000-2000元(約1万4000-2万8000円)の普及 モデルを投入したい」と述べた。同氏によると、シャープの中国での携 帯シェアは現在10位の「数%」だが、品ぞろえ強化で伸ばす考え。

また、太陽光で充電できるソーラーパネルを搭載した携帯電話につ いては、中国など海外向けの展開も検討しており、「年内には商品化を考 えたい」(大畠氏)としている。国内では今夏の新機種としてKDDI、 ソフトバンク向けの発売を決めている。

国内は「シェア30%挑戦」

大畠氏は、携帯電話端末の国内シェアは「30%に挑戦していきたい」 とも語った。調査会社MM総研の調べによると、2008年度通期の国内出 荷シェアは23%で4年連続首位。

シャープは、今期の国内市場規模は前期(09年3月期)から約200 万台少ない3300万台と予想。大畠氏は「商品によっては売り切れるなど 少し回復の兆しも出て来ている」といい、夏商戦に向けてソーラーパネ ル搭載モデルなど全12機種を投入し、攻勢をかける方針。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE