西松屋株反落、GW不振で5月既存店販売9.6%減-商品管理も不安

子供衣料や生活雑貨などを扱う 西松屋チェーンの株価が一時、前週末比2.1%安の778円と反落。ゴ ールデンウィーク(GW)期間中の気温が低く、衣料部門で初夏物が 不振、5月度の既存店売上高は前年同月比9.6%減と落ち込んだ。景 気後退による消費意欲の後退に加え、在庫面など商品管理の精度が同 業他社と比べ劣るとの指摘も出て、収益は厳しいとの認識が広がった。

5月度(5月20日締め)の客単価は前年同月と比べ4.8%低下、 客数は5.1%減だった。GW期間中は最高気温、最低気温とも前年よ り低く、初夏物や実用衣料が低迷した。雑貨部門でもベビーフードや ベビーカー、チャイルドシートなどが苦戦した。

いちよし投資顧問の秋野充成運用部長によると、西松屋は商品の 値ごろ感で売り上げを伸ばしてきたが、「消費者の目が肥えてくる中、 ユニクロや大手スーパーなどが安価で高品質のアイテムを拡販し、競 争が激化。西松屋の優位性がなくなってきた」という。

会社側が注力している仕入れ発注を含めた商品管理も十分とは言 えず、「最終処分セールなどによる粗利悪化を招きやすい体質」(秋 野氏)であることも、先行きの収益をみる上で不安要素となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE