リオ・ティントはチャイナルコ出資条件変更を、市況改善で-メリル

米メリルリンチによれば、世界3 位の鉱山会社、英・オーストラリア系リオ・ティントは、中国国有の アルミ生産大手チャイナルコによる195億ドル(約1兆8300億円)の 出資受け入れの条件を変更する必要がある。信用市場や金属市況の改 善を理由に挙げている。

メリルのオリビア・カー氏は22日のリポートで、「株主に示され るいかなる出資条件も、修正されたものでなければならない」と指摘。 リオの時価総額が上昇するなかで、チャイナルコと合意した出資計画 では、2010年にリオの1株当たり利益が17%減少するとの見通しを示 した。2月の合意時点では、12%減と見込まれていた。

メリルによれば、ロンドン金属取引所(LME)での金属価格は、 両社の合意以降22%上昇しているほか、リオの業績見通しも一段と改 善している。カー氏は、信用市場が「大きく」改善し、リオは35億ド ルの債務を借り換えたと指摘した。

カー氏はまた、リオが株主に対し、チャイナルコと合意した転換 社債の先買い権を付与する可能性があると予想。転換社債の転換価格 を引き上げるか、発行数を減らすこともあり得るとしている。

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