中国:工業生産回復へ確固たる基盤をいまだ確立せず-情報産業省

中国情報産業省は22日ウェブサ イトに掲載したリポートで、同国は工業生産の回復に向けて確固たる 基盤をいまだ確立していないとの見方を示した。

同省は同リポートのなかで、輸出需要の落ち込みや鉄鋼など産業 界の「深刻な」過剰生産能力、さらに企業の収益性の低下を指摘して いる。

同省によると、政府の景気刺激策の効果から生産の伸びは4-6 月(第2四半期)に8%へ加速し、7-12月(下期)には10%を超 える可能性がある。4月の工業生産は前年同月比7.3%増、1-3月 (第1四半期)では前年同期比5.1%増だった。

工業生産を担う企業の約4分の1が第1四半期に赤字となり、同 省が調査した39業種中21業種では同四半期の利益が1-2月期より も悪化した。また、中国の鉄鋼大手・中堅72社は、価格下落や過剰 供給の影響で1-4月期に計52億元(約717億円)の損失を計上し た。一次アルミニウムの生産能力の約4割は稼動していないという。

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