欧米株のボラティリティ低下、VIXはリーマン破たん後の最低水準

欧米の株式オプションが昨年9月 のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たん以降の最低で推 移している。主な株価指数が過去10週間で少なくとも33%上昇して いることが背景。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)と欧州のボラティリティ指数(Vストックス)は、昨年9 月12日以来の最低水準に低下した。この日はリーマンが破産法の適用 を申請する直前の営業日だった。

BNPパリバの米国株デリバティブ戦略責任者、カール・メーソ ン氏は「ボラティリティは急速に低下している。新たなヘッジに動い ている投資家は多くなさそうだ。ヘッジしていたとしても、相場暴落 の可能性に対するようなヘッジではない」と述べた。

政府による銀行のストレステスト(健全性審査)で投資家の信頼 が高まる中で、企業収益が予想を上回ったこともあり、S&P500種 株価指数は3月9日に付けた12年ぶりの安値から34%上昇。その間 にVIXは42%低下し、銀行株指数はほぼ2倍に跳ね上がった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE