【注目株】東芝、SMC、東海上HD、三菱UFJ、日航、日立造

21日の材料銘柄は以下の通り。

東芝(6502):不採算の携帯電話事業の生産体制を見直し、10月ま でに国内生産から撤退する。一般的な端末の製造は海外に委託してコス ト削減を進める。同社は2010年3月期に3000億円の固定費を減らす計 画で、今回の決定は45億円の削減につながる見通しとしている。

SMC(6273):10年3月期の連結営業利益は前期比96%減の20 億円の見込み。世界経済の後退が長期化するとし、空気圧機器市場の本 格的な需要回復は予想できないとしている。想定為替レートは1ドル= 95円、1ユーロ=120円。ブルームバーグ・データによると、アナリス トの営業利益の予想平均値は72億円だった。

東京海上ホールディングス(8766):保険料の減少や資産運用費用 の増加などから、09年3月期の連結純利益はその前の期に比べて79%減 の231億円となった。10年3月期の純利益は前期比3.4倍の800億円を 見込む。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):傘下の三菱UFJ 証券は20日、顧客情報流出事件に関し、情報が売却された顧客4万9159 人に、1人当たり1万円の慰謝料を商品券で支払うと発表した。支払い 総額は約5億円となる。

日本航空(9205):米系格付け会社、スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)は20日、同社と傘下の日本航空インターナショナルの長 期会社格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したと発表 した。事業環境の悪化で業績が低迷し、キャッシュフローや資金計画の 見通しの不透明性が高まっているため。

日立造船(7004):持分法適用関連会社である内海造船(7018)の 株式を、同社の筆頭株主であるKALEIDO MARINE投資事業有限責任組 合から一部取得することを決議した。保有比率は29.62%となる。従来 は19.85%。

三井化学(4183):歯科材料事業に関し、子会社であるサンメディ カルや松風(7979)と3社で業務・資本提携を行うことで合意した。同 事業での研究開発や販売・マーケティング活動、コストダウンをより徹 底し、競争力を向上させるのが狙い。

アシックス(7936):景気後退による消費者の購買意欲の低迷、競 争の激化から厳しい経営環境が続くとし、10年3月期の連結営業利益は 前期比21%減の180億円を見込む。

日本工営(1954):政府による大型景気対策、ODA(政府開発援 助)事業予算の増加、電力会社の業績回復を背景として、10年3月期の 連結営業利益は前期比74%増の30億円となる見通し。

かどや製油(2612):販売価格の見直しが貢献し、09年3月期の営 業利益は前の期比59%増の18億3900万円と伸びた。ただ景気低迷によ る販売への影響は避けられないとし、10年3月期は35%減の12億円を 予定している。想定為替レートは1ドル=100円。

タキヒヨー(9982):200万株(発行済株式数の3.88%)を上限に 自己株式を取得する。取得期間は5月21日から7月31日。

岩崎通信機(6704):製造業における生産抑制や設備投資縮小、開 発投資負担の増加から、09年3月期の連結営業損益は17億9700万円の 赤字となった。急減な需要の回復は見込めないとして、10年3月期も7 億円の営業赤字を予定している。

アコーディア・ゴルフ(2131):4月の既存ゴルフ場の売上高は前 年同月比0.3%減の70億9700万円だった。入場者数は8.5%増の62万 3000人。

東北新社(2329):10年3月期の連結営業利益は前期比42%減の 38億1400万円の見込み。広告市場の低迷から制作関連事業が前期第3 四半期以降の水準で推移するとみられるほか、テレビ配給市場の縮小で 映像関連事業も営業損失が増加しそうだとしている。

ザインエレクトロニクス(6769):携帯電話のデジタル画像をサポ ートする800万画素対応の画像処理用LSIの量産出荷を開始した。事 業譲渡によってスタートしたザイン・イメージング・テクノロジが開発 し、ザインエレの品質マネジメントや量産技術チームと一体で量産開発 した新製品の第1弾となる。

リミックスポイント(3825):09年3月期決算の発表を再延期した。 会計監査人の辞任に伴い、当初の5月15日から20日に延期していたが、 現時点で一時会計監査人との契約に至っていないため。