大き過ぎてつぶせない企業は不当に優位-カシュカリ前米財務次官補

カシュカリ前米財務次官補(35) は18日遅く、「大き過ぎてつぶせない」とみられる金融機関などは起 債コストが規模の小さい同業他社に対して安く、不当に優位な状況に あるとの認識を示した。

ポールソン前財務長官の下での金融安定化策で運用責任者を務め たカシュカリ氏は、当局者の一部がこうした企業に「起債税」あるい は「システミック税」と呼ばれる特別税を課す可能性を議論したこと を明らかにしたが、同氏自身が支持したかどうかは言及していない。

ペンシルベニア大学ウォートン校のサンフランシスコ・キャンパ スで講演したカシュカリ氏は、「システム上重要で、大き過ぎてあるい は相互の関係上つぶせない世界的に巨大な組織は、ある意味で常に安 いコストで起債できる。社債購入者が政府支援を確信するからだ」と 語った。

カシュカリ氏が金融安定化策を運用した際、米銀シティグループ とバンク・オブ・アメリカ(BOA)は計900億ドルの公的支援を受 けた。同氏は18日、この支援は金融システム崩壊を回避するためだ ったと説明した。

シティは先週20億ドル規模の10年債、BOAも先に5年債30 億ドル相当を発行したが、いずれも政府保証なしの起債だった。

カシュカリ氏はシティとBOAへの公的支援が財務省で「高リス ク投資」に分類され、このグループには米自動車大手ゼネラル・モー ターズ(GM)やクライスラー、保険会社アメリカン・インターナシ ョナル・グループ(AIG)が含まれていたと話した。

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