アジア株:上昇、経済成長期待で-三菱UFJやペトロチャイナ高い

19日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は7カ月ぶり高値となった。米大手金融機 関による公的資金返済申請や銀行間金利の低下を受け、金融危機が和 らいでいるとの観測が膨らんだ。

三菱UFJフィナンシャルグループは4.2%高。3カ月物ドル建 てロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が2カ月ぶりの大幅低下と なったことに加え、米金融機関3行が米政府から注入を受けた公的資 金の返済を申請したことが関係者の話で伝わり支援材料になった。ト ヨタ自動車は3.4%高。円が下落したことから、売上高の3分の1を 北米で稼ぐ同社に買いが集まった。中国最大の製油会社ペトロチャイ ナ(中国石油)は6%高。原油相場の続伸が寄与した。

オースビル・デクシア(シドニー)のポール・シラディス最高経 営責任者(CEO)は、「米国と一部の欧州で銀行システムが改善に向 かっている兆候が見られる。これは予想よりも早く景気回復が起きる 可能性を示している」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時36分現在、前日 比2.3%高の99.12。金融株が上昇分の35%を占めた。日経平均株 価は前日比251円60銭(2.8%)高の9290円29銭で終了した。

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