米ボーイング:国防支出、10年に増加と予想-新政権の政策に対応

航空機・防衛機器2位の米ボーイ ングは、オバマ新政権の政策に基づき政府の国防機器の購入がピーク となりそうな来年に備え、企業買収や古い生産ラインの一新を進めて いる。防衛部門トップが語った。

防衛部門インテグレーテッド・ディフェンス・システムズのジェ ームズ・アルバー社長はインタビューで、新兵器関連の「防衛支出に ついて言えば、2010年は頂点に達する可能性がある」と指摘した。

米国防省は先月、10年度の予算案で、ボーイングの主要防衛プロ ジェクトのうち4つを縮小ないし中止した。オバマ大統領とゲーツ国 防長官は兵力近代化構想「フューチャー・コンバット・システム(F CS)」や「F-22」戦闘機などのプログラムを縮小する一方で、アフ ガニスタンやイラクなどでの紛争に注力したい考えだ。防衛関連は昨 年のボーイングの売上高610億ドルの52%を占めている。

アルバー社長によれば、ボーイングは従来型の国防費の減少を予 想。一方で、無人車やサイバー防衛システム、資材調達関連を強化す るため6社を昨年買収した。同社はまた、一部の電子機器を購入せず に自前で組み立てるなど、供給業者が提供した部品を組み立てるスタ イルから社内での作業拡大に軸足を移している。

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