ソフトバンク:2年ぶりに個人向け社債発行へ、2年物500億円(2)

ソフトバンクは個人投資家向けの 国内普通社債(SB)を2年ぶりに発行する。金融不安の後退で投資 家の社債需要が戻りつつあると判断した。

ソフトバンクが財務省に提出した訂正発行登録書の記載やブルー ムバーグ・ニュースの調べによると、発行額は500億円で、償還期限 は2年。同社が国内SBを発行するのは、2007年6月の起債(700億 円)以来。回号は第27回債で27日から6月9日まで販売する。払込 日は6月11日。利率は4.50%から5.70%の範囲で決める。

ソフトバンクの格付けは、日本格付研究所(JCR)でBBB。 国内社債市場では、長引く金融危機の影響で発行体の信用力悪化や投 資家のリスク許容度が低下し、リーマン破たん以降、A格以上の起債 がほとんどを占める。BBB格の起債は、09年2月26日の東武鉄道 債(100億円)以来となる。

ソフトバンク広報室の抜井武暁氏は、2年ぶりに社債発行に踏み 切った理由について、「金融不安の後退など起債環境が好転してきたこ とや過去に個人向け債を発行した実績があることなどを考えた」と語っ た。調達資金は、社債や借入金など有利子負債の返済に充当するとい う。同社の連結有利子負債は今年3月末で2兆4000億円。

主幹事は、みずほ証券、大和証券SMBCが共同で務め、SBI 証券が販売団に加わる。ソフトバンクの格付けは、JCRのほか、ム ーディーズがBa2としている。

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