欧州債(15日):週間で上昇、過去最大幅のGDP縮小で買い優勢

欧州債相場は週間ベースで上昇。 株価の下落に加え、1-3月のユーロ圏経済が13年ぶりの大幅縮小 となったことで、国債市場に資金が流入した。

2年債利回りは6週間ぶりの水準に低下。欧州連合(EU)統 計局(ユーロスタット)が発表したユーロ圏の第1四半期実質GD P(域内総生産)速報値は前期比で2.5%減少した。同日発表された 1-3月のドイツとイタリアの実質GDPも、過去最大の減少とな った。欧州中央銀行(ECB)のシュタルク理事は14日、来月に経 済成長見通しを下方修正する可能性が高いと述べた。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニッ ク・スタメンコビッチ氏は「ドイツ経済の不振が極めて深刻だとい うことがGDP統計で示された」と指摘。「ドイツがリセッション (景気後退)を脱却するのは米国よりも後になるだろう。ドイツ国 債にはプラスに作用する」と述べた。

ロンドン時間午後4時52分現在、2年債利回りは前日比1ベー シスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)下げて1.25%。週間で は5bp低下した。2年債(表面利率1.25%、2011年3月償還)価 格は0.02ポイント上昇の99.99。10年債利回りは週間では10bp上 昇した。

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