シンガポール航空株急上昇-地上サービス部門のスピンオフを好感

時価総額世界2位の航空会社、 シンガポール航空の株価が急騰。傘下のケータリング・地上サービス 部門のシンガポール空港ターミナル・サービス(SATS)をスピン オフ(分離)する計画を発表し、これを好感した買いが集まった。

シンガポール航空はSATS株80.61%を保有しており、それ に基づいて算出すると、シンガポール航空の株主は13億5000万シ ンガポール・ドル(約884億6200万円)相当のSATS株を取得す る。シンガポール航空株は一時5.7%高の12.26シンガポール・ド ルと、過去1週間で最大の上昇。一方、SATS株は6.5%安の

1.45シンガポール・ドルと、約2カ月ぶり最大の下落率を記録した。

チュウ・チョーン・セン最高経営責任者(CEO)は需要低迷に 対処するため、労働時間の短縮や給与凍結、航空機の退役などの措置 を実施している。前日に発表した2009年1-3月(第4四半期)の 営業損益は6年ぶりの赤字となった。アバディーン・アセット・マネ ジメント・アジアのファンドマネジャー、クリストファー・ウォン氏 (シンガポール在勤)は、株式の分離は配当原資減につながるとして、 手持ち資金維持に役立つと指摘した。

シンガポール航空株終値は前日比0.5%高の11.66シンガポー ル・ドル。

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