仏銀クレディ・アグリコル1-3月:77%減益-貸倒引当金響く(4)

フランス2位の銀行、クレデ ィ・アグリコルが14日発表した2009年1-3月(第1四半期)決算 は、前年同期比77%減益となった。貸倒引当金を積み増したほか、ギ リシャ部門が赤字だった。

純利益は2億200万ユーロと、前年同期の8億9200万ユーロか ら減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想(13人 の中央値)の3億5000万ユーロも下回った。

ジョルジュ・ポジェ最高経営責任者(CEO)は昨年7月に59 億ユーロ(約7650億円)を調達。9月には投資銀行部門で500人の 削減計画を発表し、金融危機乗り切りを図っているが、第1四半期の 貸倒引当金は10億9000万ユーロと前年同期の4億4600万ユーロか ら増えた。アナリストは11億3000万ユーロと予想していた。

ポジェCEOは記者団との電話会議で、「厳しい環境だが当グル ープは堅固だ」と語った。

ギリシャのリテール(小口金融)事業、エンポリキ・バンク・オ ブ・グリース(アテネ)の先の発表によれば、同部門の第1四半期損 益は1億6870万ユーロの赤字。前年同期の1520万ユーロの赤字から 損失が拡大していた。

第1四半期業績の内訳を見ると、国際銀行事業部門は2100万ユ ーロの赤字となり前年同期の1億900万ユーロの黒字から転落。国内 リテール網の利益は12%減の1億7800ユーロ。個人向け銀行の仏L CL(旧クレディ・リヨネ)部門は16%減の1億2500万ユーロだっ た。資産運用・保険部門は42%減の2億4200万ユーロ。

資産運用事業については1月に、仏銀ソシエテ・ジェネラルの運 用部門との統合という形での再編計画を発表している。昨年9月末時 点の合計運用資産は6380億ユーロ。

決算発表は14日の通常取引開始前。株価は今年に入ってから13 日までに28%上昇している。

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