トリドール株が大幅高、うどん店網拡張で業績拡大期待-野村証格上げ

釜揚げ讃岐うどん「丸亀製麺」など 外食チェーンを展開するトリドールの株価が大幅高。午前9時57現在、 前日比10%高の40万7000円。野村証券金融経済研究所が投資判断を強 気に引き上げたことをきっかけに、大量の出店政策によって業績拡大基 調が続くとの見方が広がったようだ。

野村証券金融経済研究所は13日付で、トリドールの投資判断を「3 (ウエート下げ)」から「1(買い)」、目標株価を44万円から45万 円にそれぞれ引き上げた。担当の成清康介アナリストは投資家向けのメ モで、「丸亀製麺」の高速出店により当面は高成長が継続すると予想。 「開店景気のはく落や競争激化などで既存店売上高が予想以上に落ちる リスクはあるが、現状の株価は高成長が過小評価されている」(同氏) とみる。

トリドールが13日に開示した09年3月期決算説明会資料によると、 同社は「丸亀製麺」に経営資源を集中させる方針。積極的な出店、好調 な新店、堅調な既存店の売り上げにより、高成長・高利益率につながる としている。10年3月期の出店は100店を計画。5月11日現在、出店済 み・契約済みの店舗は76店舗に達する。11年3月期には出店は120店 まで拡大する方針だ。

ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト5人の10年3月期 の単体営業利益の予想平均値は38億円。これに対し、トリドールが12 日に開示した同利益予想は前期比20%増の34億円だった。アナリスト 側は11年3月期が48億円と予想しており、業績拡大を見込んでいる。

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