独政府:銀行の不良資産処理計画を閣議承認-納税者の追加負担なし

メルケル独政権は13日、国内銀 行の不良資産処理計画を閣議で承認した。今年9月27日の総選挙をに らみ、金融機関支援で納税者に追加負担を求めない方針も示唆した。

ベルリンでこの日開かれた閣議で承認されたシュタインブリュッ ク財務相の計画は、銀行の不良資産を今後20年間、政府保証債と交換 することを認めるもので、法案は議会に提出され、7月3日の休会前 に採決される見通し。

シュタインブリュック財務相は計画提出に当たって記者団に対し、 「信頼感の急速な悪化に対応する必要がある」と述べ、「われわれは 銀行が融資を再開し、景気回復を後押しする能力の増強に寄与しなけ ればならない」と強調した。

財務相はまた、金融市場安定化基金(Soffin)には銀行の 不良資産問題に対処する十分な資金があると指摘。国内銀行のバラン スシート上に残る不良資産が最大で1900億ユーロ(約24兆6000億円) であるのに対し、同基金は2600億ユーロ(約33兆7000億円)がなお 利用可能だとし、「銀行セクターを保護するためにわれわれに与えら れた公的資金は十分だ」と語った。

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