アジア株:MSCI指数は反発、オリンパスなどの業績予想を好感

13日のアジア株式市場では、M SCIアジア太平洋指数が反発した。オリンパス、日産自動車などが 示した業績予想が好感され、世界的なリセッション(景気後退)で落 ち込んでいる企業収益が回復に向かうとの期待感が強まった。

オリンパスは、2010年3月期の連結純損益が前期の赤字から黒字 に転換するとの見通しを発表し、13%高となった。日産自動車は2010 年3月期の連結純損益がアナリスト予想より小幅な赤字となるとの予 想を示し、6.3%高。中国最大の海洋石油会社、中国海洋石油(Cno oc)は、原油相場が2日連続で上げたことを材料に6.9%高となっ た。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、 コスト削減により、一部の企業は業績回復を見込めていると指摘。大 幅なコスト削減を実施している企業と実施していない企業では、回復 ペースに差がみられるだろうとの見方を明らかにした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時32分現在、0.4%高の

98.24をつけている。前日は7営業日ぶりに反落した。金融危機が最 悪期を脱したとの見方が広がったことから、同指数は3月9日につけ た5年ぶり安値から39%回復している。