アステラス:今期純利益21%減予想、主力薬特許切れ響いて連続減益

海外売上高比率がほぼ半分のアステ ラス製薬の今期(2010年3月期)連結純利益は、前期比で21%減少する 見通しだ。排尿障害治療薬「ハルナール」といった主力薬が欧米での特 許切れに伴い減収になり、2期連続の減益を余儀なくされる。

国内医薬品2位アステラスが東証で13日開示した決算短信による と、今期純利益は1350億円(前期は1710億円)に減る。「ハルナール」 のほか免疫抑制薬「プログラフ」の特許が満了、後発薬との競合から減 収になる。円高の影響もあり海外売上高は5%超減り、全体の売上高は 9680億円と横ばいにとどまる。

今期純利益のアナリスト予想は1584億円で、会社予想はこれを15% 下回る。為替相場は1ドル=100円と1円の円高、1ユーロ=130円と 13円の円高を想定している。今期配当は第2四半期の段階で60円を維 持、期末65円の年125円と5円増配する。アステラスは同時に自己株式

5.6%分の消却も発表した。

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