米フォードの株価、昨年11月以来最大の下げ-公募増資計画を嫌気

米自動車メーカーで唯一政府支援を 受け入れていないフォード・モーターの株価が12日、昨年11月以来 で最大の下げを演じた。公募増資で普通株3億株を発行すると発表した のが嫌気された。

フォードの11日の発表資料によると、調達資金は労働組合が運営す る医療基金向けを含め一般的な企業業務に充当するという。発行済み株 式数は5月1日現在28億株で、今回の増資により11%増加する。

アラン・ムラリー最高経営責任者(CEO)は、債務圧縮計画を発 表した3月4日以降11日までに株価が3倍強まで上昇した状況を好機 として公募増資を行った格好だ。一方、米自動車最大手ゼネラル・モー ターズ(GM)はこの間、時価総額の35%を失った。

フォードの株価は12日のニューヨーク証券取引所で前日比1.07ド ル(18%)安の5.01ドルで終了。下落率は昨年11月19日以来最大。

株価は通常、公募増資を受けて下落する傾向がある。前日終値の

6.08ドルを基準とすると、フォードは18億ドル超を調達したことにな る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE