カシオ株は続落、前期は231億円の最終赤字-日興シティ証格下げ

デジタルカメラ国内2位のカシ オ計算機株が続落。前日比5.4%安の786円まで下げた。前日発表し た前期(2009年3月期)連結決算は、デジカメの価格下落で231億 円の最終赤字だった。今期は黒字転換を予想するが、厳しい経済情勢 からデジカメの販売状況を見極める必要があるとの声が出ている。

今期の連結純損益予想は50億円の黒字。営業利益は前期比3.7 倍の150億円を見込む。前期に約110億円の赤字だったデジカメは、 10億円の黒字を計画している。今期のデジカメ販売計画は前期比 23%増の700万台。

JPモルガン証券の森山久史シニアアナリストは、同社の動画対 応のデジカメ新製品などは独自のアイデアと技術により中期的な成長 性は高いと指摘。ただ、今期はキヤノンのコンパクトですら前期比

8.3%減の計画となるなど、「マクロ環境があまりにも厳しい」(同 氏)ことから、デジカメの状況を見極めたいとの見方を示した。森山 氏はカシオの今期デジカメ出荷台数を600万台と予想している。

また、日興シティグループ証券は12日付で、同社株の投資判断 を「ホールド」から「売り」に引き下げた。

-- Editors:Makiko Asai

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Junko Hayashi

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