NY銅先物:4営業日続落、株価下落で景気めぐる懸念が再燃

12日のニューヨーク銅先物相場は 4営業日続落。株価下落を受け、世界的なリセッション(景気後退)で 金属需要が減退するとの懸念が再燃した。

S&P500種株価指数は一時1.4%安と、ここ4営業日で3回目の 下落となった。米業界団体が発表した1-3月(第1四半期)の一戸建 て住宅価格は前年同期比で過去最大の値下がりを記録し、最大の銅消費 者である建設業者にとって住宅分野の低迷が終わっていないことが示唆 された。銅相場は12日までの4営業日で4.6%下落している。

ゴールド・アロー・キャピタル・マネジメントのパートナー、へイ スベルト・フルーネウェーゲン氏(ニューヨーク在勤)は「経済はまだ 厳しい状況にあり、銅相場は今後、下落基調をたどるだろう」とし、 「持続可能な需要はない」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 相場7月限終値は前日比0.25セント(0.1%)安の1ポンド=2.086ド ル。ただ、中国税関当局が発表した統計で同国の4月の銅輸入が過去最 高に達したことを手掛かりに、一時3.2%高に上昇する場面もあった。

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