米加州、財政難で受刑者4万人釈放も-シュワルツェネッガー知事

米カリフォルニア州は4万人の受 刑者を釈放し、5万1000人の教師を解職せざるを得なくなるかもしれ ない――シュワルツェネッガー知事は11日遅く、有権者との対話集会 で州財政の窮状を訴えた。

知事によると、カリフォルニア州の財政赤字は2010年6月までに 150億ドルに膨れ上がる見通し。このうちの半分は7週間後に終了する 今会計年度に計上される。ロト(宝くじ)収益を裏付けとした債券発行 などを柱とする財政改善案が議会で否決された場合、赤字はさらに60 億ドル拡大する可能性があるという。

州議会は3カ月前に、過去最大の赤字420億ドルを埋め、資金不 足を解消しようと、歳出削減と増税から成る包括的法案を可決したばか り。税収はそれ以降、州経済の悪化とともに一段と減少した。

シュワルツェネッガー知事は昨夜、カルバーシティーで開催され た集会で、議会が一連の財政改善案を否決した場合に備え、消防予算の 10%削減や、凶悪犯や性犯罪者を除く4万人の受刑者釈放、教師5万 1000人のレイオフ(一時帰休)、年間18日間の公立学校閉鎖などを 検討していると述べた。

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