東工取システム障害、取引参加者や情報ベンダー30社近くに影響(3)

東京工業品取引所の早川一成常務 執行役は12日午後都内で会見し、同取引所で発生したシステム障害に ついて、20社の取引参加者と5社の情報ベンダー、4社のITベンダ ーなどが影響を受けたと発表した。

早川氏によると、障害は同日午前10時半すぎから発生、取引参加 者数社や一部のITベンダーからシステムの接続が不安定になり、相 場情報の取得ができなくなったとの報告があったという。その後、問 い合わせやクレームが増え、30社近くの市場関係者が影響を受けたと みている。

障害の原因について、早川氏は「究明はできていない」としなが らも、「ルーターが99%の高負荷状態となった」と指摘、ルーターに 何らかの問題が生じたことが影響したとの見方を示した。

東工取は同日、システム障害に伴い、日中の全商品の取引を午前 11時30分ごろから午後3時まで停止した。午後5時からの夜間取引 は通常通り実施する。

システム障害が生じた後、取引が停止されるまでの間、一部の取 引参加者の約定が成立しなかった可能性がある。早川氏は、原因が明 らかになるまで対応は未定としながらも、「取引が全くできなかったと いうことであれば、東工取が個別に対応することもあり得る」と述べ た。

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