メキシコの格付け見通しを「弱含み」に引き下げ-米S&P(2)

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は11日、メキシコの格付け見通し(アウトル ック)を「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に 引き下げたと発表した。8年ぶりのリセッション(景気後退)入りに 伴い財政赤字が拡大していることを理由に挙げている。

S&Pは発表文で、「メキシコの財政収支と対外収支は悪化して いる」と分析。こうした状況を背景として、石油収入への依存度の高 さといった「財政構造の脆弱(ぜいじゃく)さ」が度合いが高まって いると指摘した。

メキシコの外貨建て債務格付けは「BBB+」と、投資適格級10 段階の下から3番目の水準のまま継続された。S&Pが17年前にメキ シコの格付けを開始して以降、同国の外貨建て債務を格下げしたのは、 1995年2月の1回だけ。

S&Pの発表を受けて、ペソ相場は下落。一時、前週末比1.8% 安の1ドル=13.276ペソとなった。

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