米AIG:FRBへの返済後は「あらゆる選択肢」検討-債務再編で

米連邦準備制度理事会(FRB) による融資など政府支援下で経営再建中の米保険大手アメリカン・イ ンターナショナル・グループ(AIG)は7日、公的資金の返済に重点 的に取り組んでいると強調した上で、その他の債務圧縮のためにあら ゆる選択肢を検討していることを明らかにした。

AIGのリストラ担当責任者ポーラ・レイノルズ氏はアナリスト との電話会議で、同社の財務立て直しのために債券保有者も負担を求 められるかとの質問に対し、「複数の選択肢がある」と回答。その上 で、「われわれはFRBの返済順位が最上位であることを念頭に置く 必要がある」と付け加えた。

AIG債(表面利率5.6%、2016年10月償還)は額面1ドルに対 して40.8セントと、今週に入って30%上昇。1-3月期の決算がさ らなる公的支援を必要とする内容ではないとの観測が好感された。こ の観測は7日発表された決算で確認されたが、純損益は6四半期連続 の赤字となった。

レイノルズ氏は「選択肢から外れるまではすべてが引き続き検討 の対象になる」と説明。「最上位の債権者であるFRBへの返済に優 先的に取り組み、その上で資本構成の残りの部分の処理に順番に着手 することに現時点では重点を置いている」と説明した。

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