短期市場:翌日物0.10%付近か、税揚げの資金手当てめど-取引低調も

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%付近で安定推移しそうだ。この日は法人税を納付する税揚 げ日にあたるが、連休前から資金手当てにめどを付けている金融機関 が多いと指摘される。来週まで低調な取引が続く可能性もある。

前週末1日の翌日物の加重平均金利は1.1ベーシスポイント (bp)低下の0.102%だった。連休をまたぐ取引となったが、ターム (期日)物の取引ですでに資金手当てを付けていた金融機関が多いと みられ、0.08-0.12%程度で推移。取引自体は閑散だった。

この日は税揚げなどの要因から若干の資金不足になる。もっとも、 前週末に取引された7日受け渡し分は0.11%前後で落ち着いた展開だ った。市場では、11日以降が連休明けの本格的な取引との指摘もあり、 この日の調達需要は限られる可能性もある。

日銀が連休前に潤沢な資金供給を実施したことで、銀行は準備預 金の積み上げが進み、超過準備も膨らんでいる。積み最終15日まで 資金余剰感が強まりそうだ。ターム物の期日到来に伴う借り換え需要 は見込まれるが、期日が最終日を越える1週間物でも0.1%台半ばか ら前半で推移しそうだ。

国債の資金手当てを行うレポ(現金担保付債券貸借)は0.13%前 後で低位安定が続きそうだ。

準備預金は10.6兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座 預金は5000億円減の13兆4000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は6000億円減の10兆6000億円程度になる見込み。短資会社各 社の予想では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は3兆9400億円、積み 終了先は6兆4700億円となっている。

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