ホーニグ総裁:緊急プログラムの規模縮小は「困難」、独立性の試練に

米カンザスシティー連銀のホーニグ 総裁は4日、米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシートを急激 に膨らませた緊急融資プログラムの規模を縮小するのは難しいと指摘、 FRBの独立性が問われる試練に直面するだろうと述べた。

ホーニグ総裁はニューヨークで講演。講演テキストによると、 「FRBは本来なら必要に応じて市場や財務当局がやるべき信用の配分 に参入してしまった」と発言。「したがって将来、緩和政策を急速に解 除するのが一層難しくなり、その結果金融当局としての独立性が新たに 問われることになろう」と述べた。

ホーニグ総裁はさらに、破たんしかけている金融機関を政府が支 えて人為的に継続させるのは望ましくないとの見解をあらためて示し、 政府の援助なしに市場が十分に機能できるようになるのは「随分と先の ことだ」と述べた。具体的には1984年のイリノイ・ナショナル・バン ク&トラストを例に挙げ、破たんの危機にある金融機関を一時的に政府 の管理下に置いた上で、清算するのが望ましいと述べた。

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