デビアスのダイヤ生産:1-3月に91%減-高級品需要の低迷で

英アングロ・アメリカンによると、 世界の景気低迷で高級品需要が減退するなか、ダイヤモンド生産で世 界最大手のデビアスは1-3月(第1四半期)の生産を前年同期比で 91%削減した。

デビアスの株式の45%を保有するアングロが30日発表した文書 によると、デビアスの1-3月のダイヤ生産は108万カラットと、前 年同期の1180万カラットから減少した。プラチナ生産は5.8%減の40 万4000オンス、マンガン鉱生産は56%減の29万3000トンとなった。

世界のダイヤの約半分は、リセッション(景気後退)の影響で消 費が落ち込んでいる米国で小売り販売される。調査会社のポリッシュ ト・プライシズによると、ダイヤ価格は過去半年間で約16%下落した。 宝飾品ブランド「アレグラ」を製造するイタリアのブルガリのフラン チェスコ・トラパニ最高経営責任者(CEO)は16日、同社の1-3 月期決算は赤字となる可能性が高いとの見方を示している。

南アフリカ共和国のネドコール・セキュリティーズのアナリスト、 ヨハン・プレトリウス氏は「年内を通じてデビアスの生産は大幅に増 加するはずだ」との見通しを示した。同氏はアングロ株の買いを推奨 している。

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