短期市場:翌日物は下げ渋りか、連休や税揚げ前で資金の出し手が慎重

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.12%付近で下げ渋りそうだ。連休をまたぐ資金の需要や7日 の税揚げを控えて運用側が取引に慎重とみられ、調達需要が残る銀行 は金利を引き上げざるを得ない場面もありそうだ。

30日の翌日物の加重平均金利は0.4ベーシスポイント(bp)上 昇の0.113%と、2月16日以来の高水準。月末の決済資金の需要が 高く、大手の銀行や金融機関が0.12-0.13%で資金確保に動く場面 も見られた。0.10%付近では資金の運用が鈍かった。

1日受け渡しの翌日物(1日-7日)は0.12%で取引が見られ たが、運用側、調達側ともに参加者に厚みがなく、この日にどの程度 の取引需要が残っているか注目される。市場関係者によると、連休の 谷間でも参加者は減っていないが、資金を抱え気味になりやすいとさ れ、超過準備も膨らんでいる。

連休明け7日は、法人税納付による資金不足と国庫短期証券(T B)3カ月物の発行が重なる。前日の本店共通担保オペ6000億円 (5月1日-14日)は平均落札金利0.149%で3倍程度の応札が集 まっており、連休前後の資金需要の根強さを示した。

取引開始が連休を越えたレポ(現金担保付債券貸借)は0.12-

0.13%で低位安定が続きそうだ。

準備預金は11.2兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、この日の当座 預金は1000億円減の13兆7000億円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は1000億円減の11兆2000億円程度になる見込み。短資会社各 社の予想では、調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆2400億円、積み 終了先は5兆9800億円となっている。

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