シカゴ大豆先物:約2週間ぶり高値-中国の輸入需要拡大の兆し

シカゴ商品取引所(CBOT) では30日、大豆相場がほぼ2週間ぶりの高値まで上昇した。中国が 大豆の備蓄を積み増す兆しが示される一方、アルゼンチンとブラジル で生産高が減少していることが要因。

米農務省の発表によると、米国産大豆の23日終了週の輸出成約 高は83万4600トンと、前週比35%増となった。このうち中国向け が56%を占めた。中国政府が30日、大豆備蓄を725万トンに積み 増すため、国内の農家からさらに125万トンを買い入れる方針を示 したことから、同国の輸入需要が拡大する可能性が高いとみられてい る。

USコモディティーズ(アイオワ州)のドン・ローズ社長は、乾 燥気候の影響で南米の収穫高が減少しているため「中国は引き続き米 国産大豆を購入している」と指摘。中国が備蓄用に国内産大豆の買い 入れを増やしていることから、飼料や植物油の生産継続に向け「輸入 への依存が予想される」と述べた。

大豆先物相場7月限終値は、前日比30セント(2.9%)高の1ブ ッシェル当たり10.55ドル。29日と30日で計7.3%上げ、2日間の 上昇率は中心限月としては昨年9月以降で最大となった。

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