NY銅先物:月間ベースで4カ月連続の上昇-景気後退懸念が緩和

30日のニューヨーク銅先物相場は 上昇し、1週間ぶりの高値を付けた。月間ベースでは4カ月連続の上 昇。株価の上昇や銅在庫の減少を受け、世界的な成長鈍化により銅需 要が抑制されるとの懸念が後退した。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500種株価指数は、 月間ベースで9.4%高。市場予想を上回る企業決算など、世界の景気 後退が和らいでいる可能性が示された。ロンドン金属取引所(LME) の指定在庫の銅在庫は3月末以降で19%減少し、需要の増加を示唆し ている。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドディ ーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「株価の上昇が銅相場 の支援材料となった」と述べるとともに、「景気に一段とプラスの兆候 が幾つか出てきている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場7月限終値は前日比4.25セント(2.1%)高の1ポンド=2.0475 ドル。一時は中心限月として4月23日以来の高値となる2.073ドルま で上昇した。

銅相場は今月11%上昇した。1-3月(第1四半期)は31%高。 4カ月連続の上昇は06年1月以降で最長。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE