米コダック:株価急落-1-3月期赤字額が予想上回る、配当見送り

写真用品大手の米イーストマン・ コダックの株価は30日、ニューヨーク市場で一時前日比5.2%下落した。 同社が同日発表した2009年1-3月(第1四半期)決算で、赤字額が アナリスト予想を上回ったことが嫌気された。配当の支払いを停止し、 幹部の給与削減を決定したことも株式の売りを誘った。

コダックの株価はニューヨーク時間午前9時31分(日本時間午後 10時31分)現在、前日比14セント(3.9%)安の3.50ドル。一時は

3.45ドルまで売り込まれた。前日までの年初来下落率は45%となって いる。

発表資料によれば、継続事業ベースの調整後損失は2億5500万ド ル(1株当たり95セント)となった。ブルームバーグがまとめた調査 では同44セントの赤字と見込まれていた(アナリスト3人の予想平 均)。

フィルムを使う銀塩写真の市場が急速に縮小するなかで、コダック はデジタル技術や関連製品分野へと重点を移し、2003年以来で2回目の リストラを実施している。同社は1月、年間で最大3億5000万ドルの 費用節減を目指し、全従業員の18%に相当する最大4500人の人員削減 計画を発表した。

同社は手元資金を留保するため配当の支払いを停止し、アントニ オ・ペレス最高経営責任者(CEO)の給与は15%削減する。役員や上 級管理職の給与に関しては10%削減される。そのほかの従業員は今年、 1週間の無給休暇を与えられるという。

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