グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場 の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は上昇。ハンセン指数は月間ベースで1年半ぶり の大幅高となった。1-3月(第1四半期)の米個人消費が予想を 上回る伸びとなり、世界経済が回復しつつあるとの楽観的な見方が 広がった。

携帯電話機の受託生産で世界最大手の富士康(2038 HK)が 19%高。1-3月期決算で54%増益となった中国2位のビール会社、 青島ビール(168 HK)は12%上昇した。携帯電話サービスで中国2 位のチャイナ・ユニコム(中国聯通、762 HK)は3.1%高。1-3 月期利益がアナリスト予想を上回った。

フィデリティ・インターナショナルの運用部門プレジデント、 アンソニー・ボルトン氏は、「ゆっくりした景気の上向きが見られる だろうが株式市場にとってはそれで十分だ」と述べた。「弱気相場が 終わるすべての要因がそろった」との見方も示した。

ハンセン指数は前日比564.04ポイント(3.8%)高の15520.99。 一時は4.2%高となる場面もあった。月間では14%上げ、2007年10 月以来で最大の値上がりとなった。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前日比3.3%高の9084.91。

【中国株式市況】

中国株式市場で、上海総合指数は続伸。月間ベースでは4カ月 連続での上昇となった。中海油田服務(チャイナ・オイルフィール ド・サービシズ=COS、601808 CH)や蘇寧電器(002024 CH)の 増益決算が好感された。

国内3位の石油生産会社の掘削部門、COSは1.9%高。時価 総額で家電小売り国内最大手の蘇寧電器は2.3%上昇。両社とも、 1-3月(第1四半期)決算は増益となった。一方、時価総額で中 国5位の銀行、招商銀行(600036 CH)は2.6%下落。1-3月期決 算が減益となったことが嫌気された。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「一部 企業では利益改善が見られているものの、こうした傾向が続くこと を実証する一層のデータが依然必要だ」と指摘。「現在は、株式購入 には慎重になった方が良いかもしれない」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は前日比9.38ポイント(0.4%)高の

2477.57で終了。今月は4.4%高となった。

【インド株式市況】

30日のインド株式市場は総選挙で休場。5月1日も休場となる。 取引は5月4日に再開される。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比85.2ポイント(2.3%)高の3780.5。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比30.94ポイント(2.3%)高の

1369.36。

【台湾株式市況】

台湾株式相場は上昇。加権指数が1991年以来最大の上げを記録 した。約60年ぶりに中国本土からの台湾投資が認められたことを好 感した。

加権指数は前日比378.51ポイント(6.7%)高の5992.57と、 1991年8月以来の大幅高。LGTキャピタル・マネジメントの金融 市場分析担当責任者(シンガポール在勤)、ロジャー・グロエブリ氏 は「政治の春が来た。さらなる取り決めに向けた大きな雪解けだ。 中国企業が関心を持つ可能性のある多くの台湾企業がある」と述べ た。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比70.71ポイント(3.8%)高の1920.28。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比23.28ポイント(2.4%)高 の990.74。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比8.19ポイント(1.7%)高の491.69。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比78.58ポイント(4.8%)高の

1722.77。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比42.45ポイント(2.1%)高の

2103.50。

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