ダイキン:不適切会計処理は40億1500万円-過去の決算書訂正(2)

ダイキン工業は30日、10日に発 表した同社事業部門のサービス本部による1999年度から2008年度第 3四半期までの不適切な会計処理に関連し、同様の行為が別の子会社 でも行われていたことが判明したと発表した。不適切会計処理の金額 は累計40億1500万円になるという。

ダイキンが同日発表した弁護士など外部の専門家らによる調査結 果によると、既に判明している同社のサービス本部と子会社に加え、 別の子会社「ダイキンエアテクノ」でも不適切な会計処理が行われて いた。影響を受ける金額は従来の33億円から約7億円増えた。不正が あった期間の一部の決算短信など財務諸表を訂正するという。

不正会計は、本来ならその年度に計上できない未完成の工事の売 上高を前倒しで計上したり、翌年度の工事を仕掛かり中として棚卸資 産に一年早く計上して原価を圧縮したりするなどの手法がとられた。 3月に匿名の手紙が届くまで問題発覚が遅れたことについては、「サー ビス本部において、決算・財務報告のモニタリングを行うべき主要な 担当者が不適切な会計処理に主体的に関与していた」ことなどをあげ た。

ダイキン本体の関与については「取締役による全社的な関与は認 められなかった」と結論づけており、今後、全社的なチェック体制を 強化して再発防止を図るとしている。

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