短期市場:翌日物が強含む、月末や連休で運用慎重-日銀供給オペ継続

短期金融市場では無担保コール翌 日物が強含んだ。月末の決済資金の需要や連休を控えて運用側が慎重 だった。あすの翌日物も金利は下がりづらいとの予想が聞かれた。日 本銀行は午後、連休越えの資金供給オペを継続した。

この日の翌日物は運用希望が限られ、28日の加重平均0.109%に 対し、一部の大手銀行や金融機関が0.12-0.13%まで資金確保に動い た。0.10-0.11%程度では調達需要が底堅く、まとまった資金の調達 には金利を上げざるを得なかった。

インターバンクの市場関係者によると、運用希望が少なく、資金 を抱える傾向も見られ、0.125%以上でも資金の出し手はそれほど増え なかったという。

連休越えの取引(5月1日-7日)は一部0.12%で資金確保が見 られた。国内大手金融機関の資金担当者は、運用も調達も参加者に厚 みがないと指摘。あすの翌日物でもしっかりした調達を予想する声が 聞かれた。

日銀は午後、連休に焦点を置いた本店共通担保オペ6000億円(5 月1日-14日)を実施。平均落札金利0.149%で、通知額の3倍近い 応札が集まった。資金需給の調節は終っていたが、根強い需要に配慮 して追加のオペが入ったとの見方が出ていた。

レポ金利低下

スタート日が連休を越えた国債買い現先オペは、スポットネクス ト物(5月7日-8日)の最低落札金利が3ベーシスポイント(bp) 低下の0.12%、1週間物(5月7日-14日)は同1bp低下の0.13% になった。

レポ(現金担保付債券貸借)では、5月1日や7日、8日の受け 渡し分が0.12-0.13%程度と、一時の0.17%から低下。連休明けはレ ポの低位安定が見込まれ、新発国庫短期証券(TB)3カ月物21回債 利回りは0.195%と再び0.2%を割り込んだ。

金先もみ合い

ユーロ円3カ月金利先物相場はもみ合い。朝方は株高・債券安の 影響や、3月の鉱工業生産が半年ぶりにプラスに転じ、予想を上回っ たことで売りが優勢になった。しかし、TIBOR(東京銀行間貸出 金利)の低下継続や日銀展望リポートで示される慎重な景気判断も意 識され、午後は買いが強まった。

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