三菱地所:前期純利益48%減の454億円、住宅不振-今期減配(2)

国内不動産2位の三菱地所は30 日、前期(2009年3月期)連結純利益が前の期比48%減の454億円 になったと発表した。急激な景気悪化で分譲マンションを中心に住宅 事業が落ち込んだ。

営業利益は同22%減の1386億円、売上高は同20%増の9426億 円だった。

東京証券取引所で会見した柳澤裕・常務執行役員は「マンショ ンは値引き期待やローン減税で実需が動いているというのが実感だ。 しかし住宅は、今年はまだ収益が厳しい」と述べた。三菱地所(単 体)のマンション粗利益率は、前期は21.7%と前の期から3%程度 低下し、今期は11.1%とさらに低下を見込んでいる。

オフィスビルの空室率も上昇が続いている。全国全用途の空室率 は、前期は2.86%と上昇した。今期は3.2%への上昇を見込んでいる。 柳澤常務は「景気悪化を背景にオフィスマーケットは厳しさを増して いるが、弊社はまだ好調だ」と述べた。

今期は増収増益を予想

2010年3月期の連結業績は、新規ビルの稼働による賃料効果や 前期に住宅事業で棚卸資産評価減などによる営業損失を計上した反動 などで増収増益を見込んでいる。純利益は前期比21%増の550億円、 売上高は同5.5%増の9945億円の見通し。

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