ドイツ銀アッカーマンCEO留任、監査役会の意見対立が要因-関係者

ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン 最高経営責任者(CEO、61)が2013年までの契約延長に応じたのは、 後継者問題について監査役会で意見が対立したためだったことが、事情 に詳しい関係者3人の話で30日分かった。

同関係者が協議は非公開だとして匿名を条件に語ったところでは、 アッカーマンCEOは来月にも退任する予定だった。クレメンス・ベル ジッヒ監査役会会長は2日前の会合で、アッカーマンCEOの後任に立 候補する意向を示した。しかし、関係者2人によると、監査役会の労働 組合代表者らが、ベルジッヒ会長の申し出を受け入れなかった。

08年に通期として約50年ぶりの赤字に陥ったドイツ銀行は、09年 1-3月(第1四半期)に債券トレーディングの回復を受けて11億9000 万ユーロの黒字を計上した。CEOを7年間務めているアッカーマン氏 は3月の取締役会で4人の幹部を起用。このうちの1人が後任に選ばれ るとの観測が広がっていた。

同関係者3人によると、監査役会は投資銀行担当共同責任者、アン シュー・ジェイン氏やヒューゴ・バンチガー最高リスク責任者(CRO)、 個人・企業向け業務担当責任者、レイナー・ネスケ氏らの候補者のうち 誰をCEOに起用するかについて合意できなかった。

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