政府:陸自の医師、看護師を成田に配置-豚インフル対策強化(2)

日本政府は30日朝、官邸で「新型 インフルエンザ対策本部幹事会」を開催、水際対策をさらに強化する とともに、日本で発生した場合に迅速な対応を取るとの方針を決定し た。また、成田空港での検疫体制強化のために、陸上自衛隊の医師 10人程度、看護師20人程度を同日から配属することも決めた。

河村建夫官房長官が幹事会後、記者会見し明らかにしたもので、 渡航延期勧告が出ているメキシコ以外の感染確認国についても、渡 航を十分注意するよう国民に対し外務省から呼びかける、との方針も 示した。

同日の会合は、世界保健機関(WHO)が豚インフルエンザの警 戒水準を「4」から「5」に引き上げたことを受け開催され、河村 氏のほか、舛添要一厚生労働相らが出席した。

会合の内容について記者説明した政府高官は、警戒水準の引き 上げ後も、これまでの対策を着実に継続するとの基本姿勢を確認する とともに、感染国の拡大に伴い、検疫官の増員を図る方針を明らかに した。

中国を訪問中の麻生太郎首相は、北京市内のホテルで記者団 に対し、警戒水準の引き上げを受け、河村官房長官に電話で「や るべきことは決まっているので、それをきちんとやって万全を期 すよう指示した」と述べた。

一方、河村氏は会見で、麻生首相が来週に予定している感染 確認国のドイツへの訪問について「変更は今の時点では考えてい ない」と語った。

--共同取材:広川高史 松山かのこ、Editor: Hitoshi Sugimoto, Hideki Asai

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