短期市場:翌日物は0.11-0.12%、月末で調達意欲強い-TB0.20%

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.11-0.12%を中心に取引されている。月末決済や連休に絡む資 金需要から調達意欲が強い。もっとも、日本銀行の潤沢な資金供給で 準備預金残高の増加が見込まれ、資金需給には余裕がある。

翌日物は28日の加重平均金利0.109%に対し、一部の大手行や信 託の調達で0.12%から取引開始。一部地銀も0.11-0.12%で調達して いる。0.10%では大手行のまとまった調達意欲があるもよう。当日ス タートの1週間物で0.13%の調達も指摘された。

この日は月末で連休の谷間にも入っており、連休越え(5月1日 -7日)の資金需要もある。このため、日銀は連休越えも含めて潤沢 な資金供給を継続しており、この日の準備預金残高(除くゆうちょ 銀)は11兆円台まで増加する見込み。

連休をまたぐ資金供給オペの落札金利は小幅低下しているほか、 レポ(現金担保付債券貸借)も一時の0.17%から0.12-0.13%まで水 準を下げており、資金需要は落ち着く方向とみられる。このため、国 庫短期証券(TB)の新発3カ月物21回債利回りは28日と横ばいの

0.200%に買いが入っている。

一方、ユーロ円3カ月金利先物相場は上値の重い展開。米国景気 に対する楽観見通しを受けた株高・債券安の影響や、朝方発表された 3月の鉱工業生産が半年ぶりにプラスに転じ、予想を上回ったことを 受けている。

日銀の金融調節

午前9時20分の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は 2000億円減の14兆1000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は1 兆3000億円増の11兆3000億円程度になる。準備預金の残り必要積立 額(1日平均)は4兆2900億円。

日銀は午前9時30分、13営業日連続で総額4兆円の国債買い現先 オペを通知した。スポットネクスト物(5月7日-8日)が3兆円、1 週間物(5月7日-14日)は1兆円。同時にコマーシャルペーパー(C P)買い現先オペ4000億円(5月7日-18日)も通知された。

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