米BOAの会長とCEOの職務分離を承認-株主総会(2)

米銀大手バンク・オブ・アメリカ (BOA)は29日、株主総会で会長と最高経営責任者(CEO)の 職務分離が承認されたと発表した。BOAの株主はメリルリンチの買 収で経営陣を批判していた。

発表資料によると、ウォルター・E・マッシー氏が新会長に指名 され、ケネス・ルイス現会長兼CEOは社長兼CEOとなる。ルイス 氏のCEO続投は「全会一致で支持」されたという。この人事議案は BOA本店があるノースカロライナ州シャーロット市内で開いた年次 株主総会で承認された。広報担当者のジェームズ・マホニー氏はこの 日早い段階で、取締役18人全員が「十分な票差」で再選されたこと を明らかにしている。

今回の決定で、2001年以来BOAを率いてきたルイスCEOがい つまで同行にとどまるかについて、疑問が生じる可能性がある。カリ フォルニア州職員退職年金基金(カルパース)などBOAの株主は、 メリルリンチ買収時の対応や株価が過去1年間に77%下落したこと を理由に、ルイスCEOの再選に反対していた。米政府のストレステ スト(健全性審査)でBOAに資本増強の必要性が示される可能性の あることも、同CEO辞任の観測を強めている。

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