FOMC:政策金利と資産購入目標を維持-市場関係者コメント(2)

(4人目以降を加えます)

【記者:Vivien Lou Chen】

4月29日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)は 28、29の両日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、フェ デラルファンド(FF)金利の誘導目標ならびに、国債や住宅ローン担 保証券などの買い取り目標を維持することを決定した。

これに関する市場関係者のコメントは以下の通り。

◎ノース・ジャージー・コミュニティー・バンクのフランク・ソレンテ ィノ会長:

FOMCの決定は「まさに私が予想していた通りだった」

「この国に必要なのは安定だ」

「朗報は、米経済がもはや急降下していないことだ」

「唯一若干の当惑を覚えるのは、FRBが金利を抑えるために購入 を検討している証券の量だ」

◎カレン・フロスト・バンカーズのリチャード・W・エバンス・ジュニ ア会長:

「今回の決定に驚きは何もなかった」

「この時期を乗り切り、安定を保つ必要がある」。また、「この国 を再び成長させ始めさせる必要もある」

「現在の環境の下で、企業関係者は幾分か凍り付いた状況になって いると思う。傍観者的な態度を取っており、自信を持って将来への投資 を行う前に、これから自分たちがどこへ行こうとしているのかを見極め ようとしている。これは必ずしも朗報ではない」

「今が底かどうかは、もちろん誰にも分からない」

◎ウィリアム・プール前セントルイス連銀総裁:

「FOMCの決定は最近の経済データを率直に認めたということ だ」

「当局者らはリセッション(景気後退)の底がごく間近だとはまず 考えていないことを示唆している」

「問題を収拾するためには、幾らかの痛みを経験しなければならな い」

◎スーザン・フィリップス元FRB理事:

「当局者らはまさに現実的になろうと努めている」

「彼らは幾分かのプラス面と幾分かのマイナス面の双方を提示し ようとしている。当局者らはプラス、マイナス両面に公正な態度を見せ た」

◎ワコビアのエコノミスト、ジェイ・ブライソン氏:

「当局者はバランスを取ろうとした」

「当局者は経済データが以前ほどには悪化していないことを知ら せる必要があった。われわれは恐らく変曲点にいるのだろう。景気は依 然として下降しているが、そのスピードは以前ほどではないと思われ る」

「他方、当局者が底入れを宣言できるほどの状況にあるわけではな い。下振れリスクは今もある。雇用市場は引き続き極めて弱い。個人消 費は目先、再び弱含む可能性がある。このために声明は抑制されたトー ンになっている」

◎三菱東京UFJ銀行のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏:

「当局者らは、景気回復につながり得る若芽を育てるためには、時 にはそっと歩く方がいいと言っているようだ。金融政策は機能している と思われ、壊れていなければ直すことはない」

「景気の急降下が和らぎつつある兆候が出ており、当局者はこの若 芽が本物かどうかを見極め、見守ろうとしている」

「当局はこのリセッション(景気後退)に対応するために十分な燃 料を与えたと思う。経済見通しは上向き始めており、リセッションは4 -6月(第2四半期)に終息する公算が大きい」

しかし「マーケットは明らかに失望した」

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